今日は何の日?
2025年10月19日(日)
建設新聞に掲載された記事を日付に紐付け、過去の記事を掲載
2001年(平成13年)のきょうの出来事
県設備設計事務所協会が高橋茂氏を顕彰
鹿児島市の城山観光ホテルであった県設備設計事務所協会(畠中洋会長)の第42回総会で、「協会発足のきっかけを作るとともに、本県分離発注の基礎を築いた」として、高橋茂氏の顕彰と名誉会員への推薦を全員一致で承認した。顕彰式は総会後の会員大会で行われ、高橋氏が挨拶した。高橋氏は、北海道開発局や旧建設省計画局などを経て1966(昭和41)年に本県土木部建築課長に赴任、金丸知事時代には、鹿児島国体の施設は県内の業者のJVで施工できると主張し、地元業者の技術の向上と施工能力を高めた。

新聞記事へ
水産技術開発センター(仮称)の起工式が開催
式は指宿市の今和泉漁港区域内であり、施工業者らも出席して工事の安全と早期完成を祈願した。施設は、鹿児島市の水産試験場、垂水市の栽培漁業センター、指宿市の指宿内水面分場の3つの研究機能を再編・統合し、水産業の効率的な試験研究を行う。1997(平成9)年度から埋め立て工事を進めていた。総事業費は概算で100億円。

新聞記事へ
鹿児島高等技術専門校が30周年を記念し式典
式典で、鮫島純男校長は「本校の修了生が郷土産業発展の担い手として活躍する姿を誇りに思うとともに、在校生には勇気と希望を与える道しるべになる。今後も伝統を継承しつつ、関係各位一体となり本校発展に前進していきたい」と挨拶した。鹿児島市のジェイドガーデンパレスに関係者約150人が出席し開催。同校は1971(昭和46)年4月、7つの職業訓練所が合併し、鹿児島高等職業訓練校として発足し、県下最大の認定職業訓練施設として、職業能力の発展及び向上に寄与してきた。

新聞記事へ
2002年(平成14年)のきょうの出来事
岩川駅跡地に大隅合同庁舎、完成前に見学会
新庁舎は、大隅町に点在する国の5機関の施設老朽化と、業務及び利用者の利便性向上、敷地の高度利用などを目的に合同化。見学会は、国土交通省鹿児島営繕工事事務所が曽於郡大隅町の岩川駅跡地に整備した大隅合同庁舎であり、各機関の業務開始を前に関係者や地域住民に公開した。同工事事務所の岩下元一所長は「まちづくり懇談会での意見を尊重し、町に溶け込んだ建物ができた」と挨拶。入居は、大隅区検察庁や鹿児島地方法務局大隅出張所、自衛隊鹿児島地方連絡部大隅募集事務所、熊本国税局大隅税務署、鹿児島統計情報事務所大隅出張所の5機関。それぞれ11月中に入居した。

新聞記事へ
PFIの可能性等について、鹿大が公開講座
鹿児島大学の公開講座があり、多くの一般市民や建築業関係者、行政担当者らが出席。三菱地所設計の杉山隆之氏(鹿児島大学客員教授)が「PFIの現状と公共建築の可能性」をテーマに講演した。「PFI法制定以来、今年7月末時点で、実施方針が公表されたPFI事業は国内で61件あり、導入可能性調査を実施している」などと報告し、公共事業や第三セクターとの違いなどを説明した。

新聞記事へ