今日は何の日?

2025年04月11日(土)

建設新聞に掲載された記事を日付に紐付け、過去の記事を掲載

2002年(平成14年)のきょうの出来事

鋼材値上げに鉄骨ファブリケーターが共同声明

鉄骨建設業協会(鉄建協、毛利哲三会長)と全国鉄構工業協会(全構協、橋本誠会長)は、この日、高炉メーカーの値上げは受け入れられないとして、両団体の会長名で反対声明を発表した。声明では、鉄骨の組み立て加工を担うファブリケーターにとって、「鉄骨厚板の販売価格の値上げは、受注単価が低迷する中、現在の経営実態では死活にかかわる問題」とアピール。両団体として「値上げに断固反対」していく姿勢を強調した。当時、4月以降の契約が、エキストラ(規格・地域等に伴う追加差額)を含め15%、金額で1t当たり約1万円、H型鋼も1t当たり5000円の値上げ、と報じられた。

新聞記事へ

2003年(平成15年)のきょうの出来事

南国花火工場で爆発事故、10人が亡くなる

この日、鹿児島市西別府町の㈲南国花火製造所で爆発事故があり、従業員10人が亡くなった。県は、こうした事故が2度と起こらないよう、国、県及び学識経験者等で構成する再発防止委員会を設置、現地調査等を行った。火薬類の自主的保安体制確立などを柱に事業を行う県火薬保安協会(吉丸泰生会長)は、翌5月の総会で、亡くなった10人に対し黙とうを捧げた。また、吉丸会長が「事故防止及び安全対策等、さらに万全を期すよう県の強い要請があった」と報告し、「保安教育と保安意識の徹底に努めていただきたい」と呼び掛けた。

新聞記事へ

林道「鳴石線」、開通祝い丸太カット

県と加世田市が整備を進めていた林道「鳴石線」が完成し、この日、同市鉄山の起点側で開通式があった。同市中央部より南部の山林を南北に走る林道で、同市内山田地内の市道「津貫鉄山線」を起点に、津貫地内の市道「千河田之野線」に連絡。道路延長は4138mあり、1995(平成7)年~2002(同14)年度までの8カ年で総事業費は7億466万2000円だった。開通式では、地元間伐材の杉丸太をテープに見立て、川野信男市長や大坪弘幸県林業振興課長らがのこぎりで丸太をカットし、開通を祝った。

新聞記事へ

2005年(平成17年)のきょうの出来事

押切海岸で塩害・侵食対策工事が起工

県は、2003(平成15)年度から整備を進めてきた曽於郡有明町(現、志布志市有明町)の押切海岸で、前年の台風被害による侵食域の拡大などから抜本的な対策工事に着手することとなり、この日、現地で起工式があった。堤防工の沖合約150mに人工リーフ6基を設置し、堤防とリーフ間に砂が溜まる長期的効果を期待した。堤防工の総延長は、約1500m。総額約32億円を投入し、07(同19)年9月完成を目指した。

新聞記事へ

過去の掲載
12月1月2月3月
Kiss Webとは?