今日は何の日?
2025年03月24日(金)
建設新聞に掲載された記事を日付に紐付け、過去の記事を掲載
2003年(平成15年)のきょうの出来事
国道504号高隈バイパスが開通
高隈バイパスが完成し、鹿屋市下高隅町三角の現地で開通式典があった。高隈地区の主要地方道や県道が国道(504号)に昇格した1993(平成5)年度から事業に着手、狭い幅員や多くのカーブ解消などを実施した。約52億円をかけ33業者が工事にあたり、区間延長は400m短くなり2900mとなった。橋梁は4カ所計601mが整備され曲線区間は10 カ所から4カ所に改良。式では、山下栄鹿屋市長が地権者らにお礼を述べ西原幸雄鹿屋土木事務所長が経過報告、関係者がテープにはさみを入れ、通り初めを行った。504号は鹿屋市中心部から、霧島市などを経由し出水市野田町で国道3号に接続する。

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秦野精密が工場増設で薩摩町と立地協定
精密抜打ち加工専門メーカー㈱秦野精密(神奈川県秦野市、渕脇忠夫社長)が、薩摩郡薩摩町(現、さつま町)に工場を増設することになり、この日、同町と立地協定を締結した。計画では、約1億円を投資、同町求名の既存敷地に689㎡の工場を増設し、年間5億円の生産を見込んだ。

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2004年(平成16年)のきょうの出来事
全国唯一の公営製材所が野田町で幕
当時、全国で唯一の公営製材所・出水郡野田町(吉満重人町長)の町立製材工場が3月末で閉鎖されることになり、この日から、製材等の売却処分があった。販売は26日までの3日間行われ、前日の町内放送やチラシで知った町民らが閉鎖を惜しみながら、工場内に残った製品を買い求めた。最後の工場長になった井町直政助役は「一般会計の非常にいい財源だった」と惜しんだ。工場は1954(昭和29)年の開設以来50年間操業、毎年収益が町財政を支え、昭和の市町村合併時に当時の野田村が単独の道を選択できた、とされた。野田町は現在、出水市の行政区域。

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県道鹿屋吾平佐多線で大竹野トンネル着工
県道鹿屋吾平佐多線のバイパス道路の一部となる大竹野トンネルが着工されることになり、この日、肝属郡根占町(現、南大隅町根占)の現地で安全祈願祭があった。計画延長5㎞のバイパスは根占町大竹野と佐多町を結ぶ区間で、2007(平成19)年度供用開始を目指して事業着手。トンネル延長は450mで、05(同17)年3月完成を目標に丸福建設・吉留建設産業・百次建設特定JVが2カ年の工期で施工。予算では、04(同16)年度を支出年度に、限度額14億円の債務負担行為の設定があった。また、バイパスは、既に完成2基を含む6基が計画され、大隅縦貫道の候補路線として総事業費70億円が見込まれた。

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場外舟券発売所「ボートピア金峰」が着工
競艇場外の舟券発売等を行うボートピア金峰(金峰㈱、西田保馬社長)が着工されることになり、この日、日置郡金峰町(現、南さつま市金峰町)の現地で起工式があった。設計は㈱衞藤中山設計、㈱日峰測地が担当し、10月末の完成と12月開設を目指して㈱前田組が工事を進めた。西田社長は「過疎化、高齢化の地区でボートピアをどのように生かすかが私たちの課題です」と挨拶。大久保誠金峰町長は「明るく健全な娯楽の場となることを希望します」と祝辞を述べた。

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