今日は何の日?
2025年12月06日(月)
建設新聞に掲載された記事を日付に紐付け、過去の記事を掲載
2003年(平成15年)のきょうの出来事
鹿児島市の慈眼寺土地区画整理事業で造成工事が竣工
施行区域面積は4.97㌶、計画戸数105戸。名称は「中央慈眼寺台」とされた。造成工事は、2001(平成13)年2月から本格的に開始、2年6カ月で完成した。計画人口は368人で、公共施設は公園(2カ所・7248㎡)などを整備。竣工式では、設計を担当した小坂幸雄地産プランニング㈱社長や造成工事を行った小牧隆小牧建設㈱社長らが神前に玉ぐしを捧げ事業の成功を祈念、土地区画整理組合の米森昭春理事長らが挨拶した。総事業費は約16億円。

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旧犬迫農協の石倉を今和泉建設が復元
鹿児島市犬迫町にあった旧犬迫農協の石造りの穀物倉庫が、この日、地域の特産品売り場として8年ぶりに復元され、落成を祝って餅まきなどがあった。石倉は道路拡幅に伴い㈲今和泉建設(今和泉勇社長)の手で解体されたものの、石材等の処分に抵抗を感じていた今和泉社長の下、同町の現地で再建。昔の農機具の展示や、うどん・そばコーナーなども設置された。調整区域になっている敷地の問題や建物の構造的問題等を解決し、2002(平成14)年12月頃から建設に着手、保管していた約2000個の石材を使って復元を実現した。

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2004年(平成16年)のきょうの出来事
PFI推進へ県が方針公表
民間の資金を活用したPFIや、公共と民間が最も効率的にサービスの提供ができるPPPの導入等に向けた、県の方針が発表された。財務・工務・技術等の関連知識を有する関係課でPFI推進チーム(プロジェクトチーム)を年内に設置し、事業主幹課の支援・助言を行う考えで、導入手順や留意点、推進体制などを公表した。また、外郭団体などの県営管理47カ所と管理委託37カ所を対象に、指定管理者制度の適用可否を判断する意向も示した。

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2005年(平成17年)のきょうの出来事
桜島砂防現場で建設機械の遠隔操縦による試験施工
簡易遠隔操縦装置(バックホウ用・ロボQ、クローラダンプ用・クロQ)を用いた一連の作業試験が桜島砂防現場であった。土石流の発生源となる桜島噴火口2kmは立ち入り禁止区域にもなっており、発生源対策をとることができなかった。ロボQ・クロQの両方を用いた無線LANによる無人化施工は全国初、と伝えた。簡易遠隔操縦装置は、緊急災害用として国土交通省九州技術事務所が開発、通常の建設機械に取り付け使用可能にした。

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