今日は何の日?
2025年04月27日(月)
建設新聞に掲載された記事を日付に紐付け、過去の記事を掲載
2004年(平成16年)のきょうの出来事
志布志港に観光用ふ頭が完成
曽於郡志布志町(現、志布志市志布志町)の志布志港に観光用ふ頭が完成し、この日、現地で竣工式があった。ふ頭は水深7.5m、長さ220mあり、1万5000t級の客船が接岸可能。大規模地震など緊急災害時避難場所として県内初の耐震機能も備えた。事業は1993(平成5)年から着手、緑地公園など2.76㏊を整備した。県土木部の北園幸夫次長が挨拶し、東俊夫九州地方整備局港湾空港部長、慶田泰輔町長らが祝辞を述べた。また、志布志保育園児らがタイムカプセルを埋めた。二日後の29日には「帆船・あこがれ」が初寄港した。

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住用村建友会の新会長に市田氏
住用村建友会の16(=2004)年度通常総会が、この日、名瀬市(現、奄美市)の奄美サンプラザホテルであり、任期満了に伴う役員改選で、市田英一郎氏(㈱市田建設)が新会長に選任された。

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松陽高校で「パリ・鹿児島壁画デザイン交流展」開幕
日置郡松元町(現、鹿児島市)の住宅団地「ガーデンヒルズ松陽台」にある県立松陽高校で、「パリ・鹿児島壁画デザイン交流展」が、この日、県住宅供給公社(牛之濱道久理事長)の主催で開幕した。県内唯一の美術科がある同校と、その交流校「パリ・グランショミエール美術学校」の各生徒の協力で計32作品の原画を展示。原画は、親しまれる景観形成に役立てようと、同団地の石積擁壁を飾るデザインとして採用。団地造成工事で発生した石による石積擁壁は、現在も動植物をテーマにしたデザインで飾られている。交流展は、翌月にも鹿児島市の公社ビルギャラリーで、10日余りにわたって開かれた。

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大根占支部(県建設業協会)の新支部長に福谷氏
県建設業協会大根占支部(桑原景治支部長)の第40回通常総会が、肝属郡大根占町(現、同錦江町)の大根占建設会館であり、任期満了に伴う役員選挙で福谷俊哉氏(㈱瀬戸山組社長)が新支部長に選任された。総会挨拶で、桑原支部長は「土木事務所が統合され、市町村合併も予想される。経営の在り方をもう一度見直していく必要がある」と呼び掛けた。

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県防災研修センターが開所
県が2000(平成12)年に基本構想を策定以来、事業が進められてきた県防災研修センターが完成し、この日、姶良郡姶良町(現、姶良市)の現地で開所式があった。須賀龍郎県知事の挨拶などに続き、福元久夫町長が「完成が、防災に関する啓蒙となることを確信する」と祝辞を述べた。総事業費は約3億2433万円。旧埋蔵文化財センター施設を活用し、本県の災害の歴史、メカニズム等が展示されたほか、応急救護訓練室、防災研修室等を備えた。

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県建設コンサルタンツ協会の新会長に岩井氏
県建設コンサルタンツ協会(上野篤秀会長)の16(=2004)年度通常総会が、この日、鹿児島市の鹿児島東急ホテルであり、任期満了に伴う役員改選で岩井健氏(三州技術コンサルタント㈱)が新会長に選任された。岩井新会長は「公益法人として地域社会発展に貢献してまいりたい」と抱負を述べた。退任する上野会長は、前年11月、道路・河川・砂防・橋梁・農業土木の5専門部会の成果発表会を初めて開催、総会挨拶で「厳しい環境下で生き残るためには技術力と経営力の向上に努めるしかない」と話した。

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