今日は何の日?

2025年03月21日(火)

建設新聞に掲載された記事を日付に紐付け、過去の記事を掲載

2002年(平成14年)のきょうの出来事

情緒障害児の短期治療施設が県内で初めて開園

社会福祉法人くろしお会(中川潔理事長)の情緒障害児短期治療施設「鹿児島自然学園」が完成し、この日、日置郡郡山町嶽の現地で開園式があった。同様の施設は、当時九州で3番目、県内では初めてだった。施設は、RC造2階建延べ1957㎡で定員50人(入・通園)。医師やカウンセラーが常駐し、郡山小・中学校の分級としても位置付けられた。式では、中川理事長が(有)神野成剛建築・環境設計と、大木建設(株)九州支店に感謝状を贈呈。中村健二県保健福祉部長と池山泰正郡山町長が祝辞を述べた。

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2007年(平成19年)のきょうの出来事

東九州自動車道、鹿屋串良~大隅IC間が起工

東九州自動車道は、「鹿屋串良IC~大隅IC間」(約18㎞)の起工式が、この日、曽於郡大崎町中央公民館と同町中谷地区改良工事現場であった。事業は新直轄方式で進められ、当時、同区間の用地買収の進捗は約5割、完成予定時期は未定となっていた。また、北九州市を起点とする総延長約436㎞の整備率は約2割。県内では、2009(平成21)年度の開通を目指して、大隅(後に曽於弥五郎IC)~末吉財部IC間(約11㎞)の工事が進んでいた。鹿屋串良IC~大隅IC間は、7年後の2014(平成26)年12月、鹿屋串良JCT~曽於弥五郎IC(17.7㎞)として開通した。

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2008年(平成20年)のきょうの出来事

建専連九州、国や県と鹿児島市で意見交換

建専連九州(建設産業専門団体九州地区連合会)と国交省九州地方整備局、鹿児島県土木部との意見交換会が、鹿児島市のホテルウェルビューかごしまであった。ダンピングによる下請けへのしわ寄せや鋼材価格の急騰など、専門工事業が置かれた厳しい状況が浮き彫りになり、行政は入札の総合評価方式導入・拡大や、建設業法違反が疑わしい事業所への立ち入り調査推進など、支援策を表明した。建専連九州の杉山秀彦会長をはじめ、県内専門工事業団体の代表者らが出席したほか、県土木部からは安藤司技術管理課長、熊谷良博建築課長らが参加した。

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中町交差点に、全国初のアーケード完成

鹿児島市の国道225号中町交差点上に、当時、全国で初めてのケースとなる「国道上アーケード」が完成し、この日、現地で式典があった。関係する3商店街が、2002(平成14)年に検討を開始。06(同18)年6月の鹿児島商工会議所・構造改革特区の提案を機に、国が07(同19)年1月、施行令を改正し事業を可能にした。高﨑正治都市建築設計事務所が設計監理、植村組が施工を担当。事業費は約3500万円。アーケードは地上8.5m、幅11m、延長15.5mの鉄骨造。天文館はいから通りと中町コア・モールの両アーケードを連結し、同時に照国通り(国道225号)の横断歩道を覆う屋根の役割を果たしている。

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建築4団体、鹿児島市の病院事業にPFI見切りを陳情

建築関係4団体は、この日、鹿児島市の森博幸市長と小森孝文同市議会議長を訪ね、市立病院移転新築計画でのPFI導入の検討に見切りをつけ、従来の入札方式で発注するよう陳情した。PFI導入時のコスト面について、事業者となるSPC(特定目的会社)の金利負担や経費相当額が上乗せされる、として「トータルでは必ずしも市にとって有利とはいえない」と主張。「技術面では県外業者に劣らない」と述べ、従来の入札方式による事業参加に意欲を示した。市議会で計画がPFI導入の検討対象とされることを受け、県建築士事務所協会(大原達也会長)、県建築協会(上山一吉会長)、県電設協会(山ノ内文治会長)、県空調衛生工事業協会(青木英一郎会長)の4会長らが陳情した。

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