今日は何の日?
2025年03月03日(金)
建設新聞に掲載された記事を日付に紐付け、過去の記事を掲載
2002年(平成14年)のきょうの出来事
佐藤工業が会社更生法の適用を申請
佐藤工業(吉田弘社長)は、この日、東京地方裁判所に会社更生法手続き開始の申し立てを行い受理された。販売用不動産が現金化できなかったことやデベロッパーなどへの貸付・借入れ保証が不良債券化し、多額の金利負担が経営を圧迫した。負債総額は4499億円。佐藤コンクリート工業、佐藤リフォームなど子会社8社も同時に申請。2009(平成21)年に手続きが終結した。佐藤工業は、1862(文久2)年に創業、Jリーグの横浜フリューゲルス発足などにも参画した。

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2003年(平成15年)のきょうの出来事
全国建産連、新分野・新市場進出に向けた研修会を実施
研修会は、国土交通省の2002(平成14)年度補正予算による「建設業人材活用緊急促進事業」の一環で、建設業振興基金と共催。京都市の日新建工会議室などを会場に、この日と、5日の2日間の日程で行われた。新分野進出には、社員の自己・時間管理や顧客満足度の追求といった企業力・組織力の向上が前提とし、有効性の確認(アンテナ事業)-を通した「リスクの軽減・排除」の必要性を指摘した。また、福島県建設業協会による介護福祉サービス事業の報告や、徹底したペーパレス化による社内IT化を推進する日新建工の事例紹介もあった。

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九州新幹線、西鹿児島~新八代間でレール締結式
2004(平成16)年3月に一部開業を控える九州新幹線の建設工事で、西鹿児島~新八代間のレール締結式があった。式典は、出水市の九州新幹線出水駅構内であり、須賀龍郎県知事や潮谷義子熊本県知事をはじめ、赤崎義則鹿児島市長など沿線市町村の代表者らが出席、最後のボルト32本をボックスレンチでコンクリート路盤に締め付けレールを固定した。テープカットやくす玉を割るなどして締結を祝い、軌道モーターカーが渡り初めを行った。レール敷設は13年8月、本県側のレール発進式を皮切りに両県で6工区に分け進められてきた。

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2005年(平成17年)のきょうの出来事
住用村の赤房トンネル掘削工事が貫通
トンネルは、大島郡住用村(現、奄美市住用町)の主要地方道湯湾新村線で2003(平成15)年7月から建設が進められ、延長は1133m。工事は、西松建設・渡辺組・中村建設による特定JVが担当。県大島支庁の上園淳支庁長は「奄美大島南部の産業・経済振興に欠かせない重要な路線。現道はあい路個所が多く落石もたびたび起こり、トンネル整備は住民にとって長年の悲願。整備を進めバイパス全体の早期供用を目指したい」と挨拶した。工事前、同路線のうち役勝橋から新八津野橋に至る区間は、1車線で幅員が5mしかなく車両の離合に困難をきたしていた。

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