今日は何の日?
2025年12月01日(水)
建設新聞に掲載された記事を日付に紐付け、過去の記事を掲載
2001年(平成13年)のきょうの出来事
履行保証割合を引き上げ、特定JV対象工事にも拡大
この年10月にあった「建設産業の再編促進に対する検討委員会中間とりまとめ」を踏まえた対応。大手ゼネコンの破綻リスクが増大する現状を受け、大規模工事受注者が倒産した場合の多額な再発注経費など、発注者としてのリスクヘッジ(回避)の観点で実施された。金融機関や損保会社の保証割合は、従来の1割から3割に引き上げるとともに、特定JV対象工事にも新履行保証を導入。この日以降公示された全ての一般競争入札対象工事と特定JV対象工事に適用した。

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2002年(平成14年)のきょうの出来事
奄美市(旧名瀬市)の古田マリア教会新聖堂が落成
カトリックコンベンツアル聖フランシスコ修道会奄美大島宣教50周年記念事業で建設。㈱前田建設(前田国光社長)が㈱ICD建築事務所(岡秀世社長)の設計で、ドーム型の新聖堂(RC造吹き抜け2階建て)とゼローム館(RC造平屋建て)の工事を進めてきた。献堂式ミサ、献堂式典、祝賀会がこの日、現地であり、信徒や施工業者や関係者約800人が出席して落成を祝った。献堂式典では、生涯のほとんどを奄美に捧げたゼローム神父らに感謝状などが贈られた。

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解体工事施工技士の資格試験が初めて鹿児島で実施
試験は、解体工事施工に関する唯一総合的な資格を判定、全国解体工事業団体連合会(髙山眞幸会長)が実施。鹿児島では初めて行われ、鹿児島市の県建設センターとベイサイド錦江の2会場であり、宮崎県などから約330人が試験に挑戦した。全国では福岡や那覇など8か所で行われた。

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2004年(平成16年)のきょうの出来事
「アクネうまいネ自然だネ」が構造改革特区に認定される
阿久根市が申請していた構造改革特別区域計画「アクネうまいネ自然だネ特区」が、この日、内閣府の認定を受けた。農地の遊休・荒廃化が急増する中、農地貸付方式による株式会社等による農業経営への参入を容認。建設業界等の参入を促し、地場産業と連携した農産物の生産に取り組んだ。また、同日、地域再生計画の部門で、鹿屋市の「ばらを活かしたまちづくり計画」、名瀬市の「ITを活用した(e-まちづくり)による地域振興」、加世田市の「人と自然の(従来)地域再生計画」の認定があった。

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PFI協会が鹿児島市で設立され、みらい研の谷村理事長が初代会長に就任
「地域完結型」や「地域密着型」のPFI事業への挑戦も可能となるのでは、との考えから協同組合鹿児島みらい研究所理事長の谷村義紀氏らが発起人となり、この日、県PFI協会が設立され、谷村氏が初代会長に選任された。6月から準備を進めた設立総会は、鹿児島市のジェイドガーデンパレスであり、情報収集・研究等を重点事項とする初年度事業計画を決定。地方のファイナンスマーケットや中小建設業をはじめとする地方産業の事業機会創出と経済の活性化を目指した。

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県建築士会、年明けからの専攻建築士制度開始を表明
建築士の専門分化に対応した専門領域・分野の表示とともに、責任の明確化を図る目的の、建築士会による自主的制度として準備が進められていた専攻建築士制度について、鹿児島県建築士会(川上道夫会長)のCPD・専攻建築士専門委員会(藤宮宏文委員長)が、この日、2005(平成17)年1月から制度をスタートする考えを明らかにした。10月のCPDデータ登録者が192人だった結果から、制度が会員に浸透しつつあると判断。新年1月から申請案内が行われ、2月から受理。7月から県の審査と、8月末の連合会による審査評議会に備えた。

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