今日は何の日?
2025年11月13日(月)
建設新聞に掲載された記事を日付に紐付け、過去の記事を掲載
2001年(平成13年)のきょうの出来事
国の機関として初の電子入札
国土交通省中部地方整備局は、「東海環状中屋敷高架橋上部工」を対象に国の機関として初の電子入札を行い、扇千景国交相が開札した。同省のネットワーク(WAN)を通じ同局と国交本省を結んで実施。電子入札システムの9社と「紙」入札の2社が参加し、1回目の応札で「紙」入札の昭和コンクリート工業が4億9500万円で落札した。電子入札システム利用の9社は前日から入札が可能で既に完了し、紙入札者が入札箱に投函した後、同局担当者が紙入札金額を入力。その後、同システムへのアクセスを本省に切り替え、予定価格の入力や開札、落札者決定まで扇大臣が行った。

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鹿大と日研高圧がシラスコンクリートの公開実験
プレテンション方式橋桁の曲げ試験で、ひび割れ発生荷重が実測値で設計値(77kN)の1.3倍(100kN)の強度を示し、シラス等低品質骨材の有効利用化に一歩前進した。既に県等では、1998(平成10)年度から護岸の根固めや流路工などで使用しており、今後橋梁基礎や護岸工、海洋構造物に利用できる可能性があることが分かった。この日、鹿児島市の日研高圧コンクリート本社工場内で「シラスを用いたプレテンション方式橋桁の実用化に関する試験」として公開した。

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2003年(平成15年)のきょうの出来事
国交省の実態調査で、1割近くが下請け手形120日超
国土交通省は、下請代金支払状況等実態調査・下請代金受取状況等実態調査について、2003(平成15)年度の結果として、この日発表した。完成払の手形期間については、国交省が「120日以内」と指導しているものの、120日超が1割弱、中には150日超といったケースもあった。これらの結果を基に国交省は、3月までに約300社に立入調査し改善指導した。調査は資本金1億円以上の大臣許可業者1000社、1億円以下の大臣許可業者2000社、知事許可業者2000社の合計5000社で実施。また、資本金1億円以上の大臣許可業者の中から、400社を抽出、それぞれと取り引きのある下請業者から3業者ずつ、計1200社への反面調査も行った。

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2006年(平成18年)のきょうの出来事
50年後の将来見据え、都市デザイン会議が初会合
50年後の将来を見通した鹿児島らしい都市づくりを目的に、県と鹿児島市が設置した共同推進協議会による「かごしま都市デザイン会議」の初会合が、この日、鹿児島市の県庁であった。委員は、有識者や経済・まちづくり団体の代表など15人で構成され、パブリックコメントの実施などを通して、共通ビジョンの形成を図った。会議は、東京大学大学院都市工学専攻教授の西村幸夫氏が委員長を務め、2007(平成19)年度まで全5回開かれ、県と鹿児島市に提言した。

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