2024年9月26日(木)
建設新聞に掲載された記事を日付に紐付け、過去の記事を掲載
2001年(平成13年)のきょうの出来事
隼人に木材加工センターが完成し竣工式
県森林組合連合会の隼人木材加工センター集成材加工施設がこのほど完成し、竣工式が開かれた。姶良郡隼人町真孝の現地で林野庁、県、隼人町の関係者ら約250人が出席、盛大に竣工を祝った。井上吉夫県森連会長が「国産木材の需要拡大を図るにはその利用方法がなければならない。この2、3年厳しいだろうが、早く事業を軌道に乗せ、県内外で利用してもらわなければならない」と挨拶。計画では県内外で1000立方㍍の供給を見込んだ。
2002年(平成14年)のきょうの出来事
鹿児島市が住宅ストック活用計画を公表
市営住宅を長期にわたり良質なストックとして維持・管理するとともに整備・再生を目指す「市営住宅ストック総合活用計画」の基本計画案について、鹿児島市が概要を明らかにした。計画年数は10年。年度内に実施計画案を策定し、2003(平成15)年度から事業を実施する。
JR広木駅の整備スケジュールが判明
鹿児島市が、同市議会総務消防委員会に、JR広木駅(仮称)の設置について報告した。2002(平成14)年度内にはJR九州と新駅設置に関する覚書を締結し、03(平成15)年度にも駅舎及び広場の基本設計ならびに実施設計を行い、04(平成16)年度には工事着手できる見通しなどを説明した。場所は星ケ峯ニュータウンに通じる市道大牧線沿いの鹿児島交通広木上バス停近く。
シラス製品の製造販売を開始
県と㈲ストーンワークス(曽於郡大崎町)が、姶良郡隼人町の県工業技術センターでシラスを大量に利用できる技術を開発し、製品化に向けて共同研究を進めてきた。記者発表で、製造販売もこの日から開始したことを明らかにした。実用化に成功した製品は、緑化基盤材、緑化インテリア、畜産床材、シラスブロック、透水性ブロックがあった。