2024年9月28日(土)
建設新聞に掲載された記事を日付に紐付け、過去の記事を掲載
2004年(平成16年)のきょうの出来事
北側国交大臣が就任会見
北側一雄新国土交通大臣は専門紙との就任会見で、公共投資が抑制基調にあるとはいえ、必要なインフラ整備は多く残っているとの考えを示した。中小建設業については「どう再編するかが大きなテーマ」。入札・契約制度改革やダンピング受注対策を進めるとともに、他省庁とも連携し、他産業への進出をサポートする体制をつくりたいと述べた。 ※第2次小泉改造内閣の発足に合わせて27日に就任した。国土交通大臣としては、林寛子氏、石原伸晃氏に続き3人目。
2005年(平成17年)のきょうの出来事
専攻建築士に県内から181人が初認定
日本建築士会連合会(宮本忠長会長)は専攻建築士認定評議会を開き、12建築士会から申請のあった1229人を「専攻建築士」に認定した。北海道・青森・神奈川・山梨・奈良・佐賀・宮崎・鹿児島の8建築士会からの認定は初めて。専攻建築士の総数は4434人となった。建築士の専門分野を社会に明示する制度として、連合会が創設。まちづくり・設計・構造・環境設備など八つの専攻領域で専門性を認定する。運用主体は各建築士会。審査評議会が実務・研修実績などを審査し、最終認定は本部認定評議会が行う仕組み。
2006年(平成18年)のきょうの出来事
スクエアモール鹿児島宇宿が竣工
福岡地所㈱(八木聖二社長、福岡市)が鹿児島市宇宿2丁目に整備を進めていた複合商業施設「スクエアモール鹿児島宇宿」が竣工した。敷地面積約1万3222.01㎡に、建物規模S造3階建延べ2万7969.09㎡(うち売場面積1万4660㎡)の複合商業施設のほか、690台収容の駐車場も整備。施工はフジタ・中央建設JV、設計は山下設計が担当した。
ダンピング対策等で、国が新たに各発注者に調査を依頼
国土交通省は、国や地方公共団体の発注機関を対象に、入札契約適正化法に基づく入札・契約手続きの実態調査に向け、財務省、総務省との連名で各発注者に調査を依頼した。5月23日に改正された適正化指針を受け、▽入札ボンドの導入方針▽総合評価方式の取り組み状況▽ダンピング対策−などを新たな設問に加えた。