2024年9月16日(月)
建設新聞に掲載された記事を日付に紐付け、過去の記事を掲載
2004年(平成16年)のきょうの出来事
アミュプラザ鹿児島、開業を記念し祝賀会
JR鹿児島中央駅の駅ビルとして完成した「アミュプラザ鹿児島」の開業祝賀会が鹿児島市新照院町の城山観光ホテルで開かれ、小里貞則衆議院議員や伊藤祐一郎県知事ら関係者約450人が出席し盛大に開業を祝った。主催者を代表して九州旅客鉄道㈱の石原進社長は「建物も地下通路で結ばれ駅周辺の回遊性が広がり、魅力あふれるにぎわいが期待できる。地域の皆さんに愛され、親しまれる施設となるよう努力したい」と挨拶した。
2005年(平成17年)のきょうの出来事
「さつま曲水の庭」が、全国都市緑化フェアで金賞受賞
第22回全国都市緑化ふくおかフェアの屋外出展庭園コンテスト(総出展数135)の施工部門(匠の庭・54出展)で、県造園建設業協会(間世田武裕会長)が出展した「さつま曲水の庭」が見事金賞に輝き、この日、秋篠宮様ご臨席のもと開かれた記念式典で表彰を受けた。全国都市緑化フェアは(財)都市緑化基金が共催し、1983(昭和58)年度から、全国各地で開催。6年後の新幹線全線開通時は本県開催(花かごしま2011)に向け、誘致活動を積極的に展開した。
2008年(平成20年)のきょうの出来事
日本学術会議の子ども分科会、生育環境改善策を発表
日本学術会議子どもの成育環境分科会(仙田満委員長)は、この日シンポジウムを開き、冒険遊び場の要素を持った「プレーパーク」を都市公園計画に組み入れることや、共同居住型集合住宅(コレクティブハウジング)の推進など、子供の成育環境改善策を発表した。仙田委員長は、孤独感を感じたり向上心を持たない子供の割合が、当時、諸外国に比べて日本が極端に高いというユニセフの調査結果を示し、「家庭や学校(教育)の問題として矮(わい)小化されてきた子供の問題」を、組織的・戦略的に取り組むことの重要性を指摘した。
エレベーター事故再発防止へ政府、建築基準法施行令の改正を閣議決定
エレベーターの安全対策強化で、安全装置の義務付けに加え、エレベーターのかごや主要な支持部分、昇降路、駆動装置、制御器の構造のうち一定部分について、国土交通大臣の認定取得などを義務化する建築基準法施行令の改正が、この日、閣議決定した。同施行令の見直しは、2005(平成17)年7月の千葉県北西部地震で発生したエレベーターの閉じ込め事故や、06(同18)年6月に港区シティハイツ竹芝で起こった死亡事故を教訓に、国交省の社会資本整備審議会建築分科会建築物等事故・災害対策部会がその在り方を検討していた。