2024年9月5日(木)
建設新聞に掲載された記事を日付に紐付け、過去の記事を掲載
2005年(平成17年)のきょうの出来事
トライアル発注事業を創設、発注製品16件を決定
「トライアル発注事業」に係る発注製品16件(備品・消耗品等8件、工事用部材等8件)を決定した。4〜5月に製品を募集、発注選定委員会の審議を経て、5日付けで決定。各発注機関が1回限りとして随時発注した。製品は、県内の中小企業等が開発。県の機関が試験的に発注し、販路開拓や受注機会拡大を図ることを目的に、2005(平成17)年度に創設された。※県のトライアル発注製品等一覧
2006年(平成18年)のきょうの出来事
政府の中心市街地活性化本部、基本方針案を決定
この日、同本部の初会合があり、「中心市街地の活性化を図るための基本的な方針」(案)を決定した。人口減少・少子高齢化社会を迎える中、高齢化にも暮らしやすいコンパクトな街づくりを目指す内容。閣議決定の後、各市町村が国の基本方針に基づき基本計画を作成、内閣総理大臣が順次認定した。計画期間はおおむね5カ年以内で、中心市街地の要件は原則1市町村に1区域となっていた。
2007年(平成19年)のきょうの出来事
ナポリ通り・甲突川右岸整備へ素案公表
鹿児島中央駅東口から錦江湾に延びるナポリ通りで、甲突川右岸に接するエリアの整備計画の素案が、この日、鹿児島市の基本計画策定委員会で公表された。リバーサイドカフェを備えたレストランや観光交流センター等を、幅10~30m・東西延長約300mにわたるスペースに、駐車場などとともに配置。計画は10月末にかけて実施されたパブリックコメント等を経て策定された。
液晶ガラス基板大型化への対応でマルマエが出水市と協定
液晶分野における第10世代と呼ばれる2.8mm×3mのガラス基板の大型化への対応などで、出水市の㈱マルマエ(前田俊一社長)が、同市高尾野町大久保の高尾野工業団地内の既存工場隣接地に工場増設を計画し、この日、出水市との立地協定を締結した。太陽電池分野において液晶分野の薄膜技術が応用され、製造装置の大型化も進むとして生産設備の優位性が期待された。同社は約1400㎡の工場新設などに8億円を投資、新たに18人の雇用も発表した。