2024年9月4日(水)
建設新聞に掲載された記事を日付に紐付け、過去の記事を掲載
2001年(平成13年)のきょうの出来事
港湾空港工事事務所、庁舎改築へ安全祈願
九州地方整備局の同事務所は1952(昭和27)年に鹿児島港工事事務所として開設され、1997(平成9)年に現鹿児島港湾空港工事事務所に改名した。翌2002(平成14)年に開設50周年を迎えた。大越康史所長は、祈願祭で「新庁舎完成と開設50周年を一つの区切りとして、市民に開かれた事務所づくりへさらに頑張っていきたい」と挨拶した。現庁舎隣の旧第十管区海上保安本部跡地に改築し、敷地面積は約2000平方㍍。建物はRC造2階建延べ1325・20平方㍍。設計は㈱東条設計、建築本体は東洋建設㈱、電気・機械設備は九電工が担当した。
2002年(平成14年)のきょうの出来事
国交省、「長寿命木造住宅整備指針」を策定
一般的な人工林の再生サイクル以上に使い続けられる長寿命木造住宅の整備方策について、坂本功東大教授を委員長とする委員会が前年の4月から検討。その成果を踏まえ指針にまとめた。内容は、耐用年数の異なる部品・部材同士の独立・分離や、部材寸法・規格の統一といった木造住宅の物理的・社会的な耐久性向上に必要な配慮事項。
2003年(平成15年)のきょうの出来事
濵田酒造が串木野市と立地協定を締結
串木野市(現、いちき串木野市)の西薩中核工業団地に工場(貯蔵庫)増設を決めた濵田酒造㈱(濵田雄一郎社長、本社・串木野市)は、この日、同市と立地協定を締結した。同工業団地内の同社串木野工場隣接地を購入し、翌年1月の操業開始を目指して10月に着工。用地取得費など含め約1億7800万円を投資し、新たに従業員12人の採用も発表した。濵田社長は「近年の焼酎ブームにより、生産能力の強化を図る。アジアを含めた広域マーケットへの輸出も視野に、その拠点工場として地域経済の発展に貢献したい」と語った。
2004年(平成16年)のきょうの出来事
天文館・「ぴらも~る」の道路活用へ社会実験を開始
道路空間の新たな活用を図る社会実験が、この日、鹿児島市の天文館「ぴらも~る」でスタートした。来街者が楽しめる道路空間の活用に向けた仕組みを探ろうと、11月7日までの土・日・祝日のみ24日間、オープンカフェやイベントなどを試行。セレモニーでは、中央地区商店街振興組合連合会(平岡太一郎理事長)や国土交通省鹿児島国道事務所(遠藤和重所長)など実施団体の代表らが出席してテープにはさみを入れた。同様の社会実験は全国19カ所で計画され、鹿児島が先陣を切ってスタートとなった。