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県がトライアル発注  /USVの深浅測定/九電ドローンサービス

九電ドローンサービス(福岡市、本田健一社長)は、漁港・マリーナ施設等維持管理の高度化を目的に、音響ソナーを活用した海洋無人機(USV)を開発した。県のトライアル発注事業で認定を受け、このほど深浅測定役務を公開した。  トライアル事業では、漁船やプレジャーボート等係留施設の維持管理で、有人船舶を用いた水深測定に代わるものとして同社が提案。ブルーロボティクス社製USV(海洋無人機=水上ドローン)と魚群を探知する音響測探機(音響ソナー)を活用した深浅測量に挑戦した。  5日、いちき串木野市の串木野漁港(本浦地区)で同社が役務執行状況を公開。USVは全長1・2m、深さ46㎝の双胴船で、バッテリー無しの重量は約14・5㎏。最高速度は毎秒3mにもなり、リチウムイオン電池により稼働可能時間は62時間という。  役務は、地元漁協などの要望を受けていた鹿児島地域振興局河川港湾課が発注。同港本浦地区岸壁から8万㎡と、南側に隣接する同港島平地区1万㎡の水面で各水深を測定。USVを走らせる計画ルートをセットし、GPSで測位しながら自動走行させリアルタイムで水深データを取得、深浅図を作成する。  25日を期限に役務を執行し、発注した同局河川港湾課は成果物を受け有用性等を評価、6月までに結果発表の予定だ。同社は2024年4月設立の九州電力100%子会社で、主に飛行ドローン(無人航空機=UAV)を活用した測量・空撮等事業を展開している。  同社鹿児島エリア長の野間友昭さんは、「有人船では測定範囲が限られ、未測定箇所が生じやすく走行ルートの再現性にも難点があった」と従来の深浅測量の課題を指摘、新たな調査手法の有効性を強調した。

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