鹿児島建設新聞

 「サーキュラーパーク九州」

建屋改修や宿泊所も
「サーキュラーパーク九州」

薩摩川内市の九州電力火力発電所跡地で整備が進められていた資源循環拠点施設「サーキュラーパーク九州」が4月に開業し、県内の数十社から廃プラなどの廃棄物の受け入れを開始した。2030年の全体計画完成を目標に、タービン建屋をマテリアルライブラリーやコワーキングなど市民が利用できる憩いの場にリノベーションする計画だ。

タービン建屋は、幅23m×奥行140m×高さ17mの広さ。3次元の仮想空間メタバースを利用し、バーチャルで竣工する流れを、リアル空間の設計に生かすデジタルツインバースを大成建設と検討を進めている。

さらには、約32haの敷地に物流拠点(日本通運が物流センターを新設する見込み)や宿泊施設、カフェを整備し30年までの完成を目指す。

14日、田中良二市長らが視察に入り、今後予定される建屋リノベーション等の説明を受けた。サーキュラーパーク九州の春木優代表取締役は「資源循環型の拠点として、一つずつ着実に進めていきたい」。田中市長は「地域の持続的発展に取り組んでいければ」と話した。

施設は、川内港の背後地にあり、九州電力をはじめ、産学官が連携して脱炭素を推進する。

>>更に詳しい内容は会員ページの新聞検索にて!2024年5月18日掲載



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