鹿児島建設新聞

 伊佐市新庁舎建設

建築・電気・機械分離 3者JV想定
伊佐市新庁舎建設

伊佐市は、5期計画で整備を進める新庁舎建設について、2~4期工事の一括発注を視野に入れていたが、現時点で3期分を建築や電気、機械設備に分離して発注する考えだ。選定にあたっては地元業者に配慮した形で進めるとし、いずれもJVを要件とする方針。構成は3者を見込む。公告前に先行して1期工事(駐車場造成、市道拡幅等)の入札を順次行う。

8月にあった市議会臨時会で継続費(2023~26年度64億2980万円)の承認を受け、ふれあいセンターの大規模改修や庁舎の新築本体工などの一括発注を視野に入れていた。23~26年度の継続費の内訳は、23年度1億5890万円、24年度15億8632万円、25年度35億6502万円、26年度11億1956万円。ほか、単年度分の4億9900万円(23年度1億5700万円、26年度3億4200万円)を含めると、事業費の見込み額は約69億2900万円となる。

基本・実施設計は、シーラカンスアンドアソシエイツ・Dai建築DESIGNが担当。工事は5期計画とし、▽1期(23~24年度)=駐車場造成、市道拡幅等▽2期(同)=ふれあいCアスベスト除去、アトリウム解体等▽3期(24~26年度)=新庁舎本体整備▽4期(同)=ふれあいC大規模改修▽5期(26年度)=外構、北側公園、駐車場整備-のスケジュールを想定する。

12月ごろから1期工事の発注を順次展開するとしており、トイレの解体なども含め指名競争での入札執行を計画。並行して設備分離での業者選定を考えている2~4期工事も公告準備を進めるとし、2023年度中の契約締結に向けできるだけ早い段階で公告に移りたい考えだ。

建設地は大口里2845-1外。ふれあいセンター(S一部SRC造4階建5911㎡)の南側にあるアトリウム(吹抜空間)部分を解体し、庁舎の建設用地を確保した上で新築本体の整備に入る。基本設計による新築部分の規模はS造4階建6291㎡となっている。

>>更に詳しい内容は会員ページの新聞検索にて!2023年11月23日掲載



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