鹿児島建設新聞

 現場代理人に聞く 円滑な工事推進に

日伸建設 冨谷昭浩さん
現場代理人に聞く 円滑な工事推進に

2023年6月検査分の最高点は日伸建設が施工した「道路改築(広瀬道路0国債R4の5工区)国道504号」で87.2点だった。現場代理人を務めた冨谷昭浩さんに話を聞いた。

-どんな工事でしたか。

現場は将来、鹿児島空港へつながる道路改良のバイパス工事で、モルタル吹付工(t=8cm、640㎡)と鉄筋挿入工(ロックボルト工)を施工しました。それぞれ法面の崩壊防止対策や補強を目的としており、このうち鉄筋挿入工は鉄筋D19×L5mを1.5mピッチ間隔で削孔、280本の注入工を行いました。

-施工上の注意点は。

降雨後の入路は、ぬかるんで車両の進入路が困難になるため、監督員と協議して施工箇所や車両進入路に敷き鉄板を設置。作業が工程通りに進むように努めました。また、現場は5社同一作業でしたが、搬入路が1箇所しかなく、資材・機材搬入が他社と同時間帯にならないよう密に打ち合わせをしました。

-現場での創意工夫は。

技術面では、鉄筋挿入工でセメントミルクを注入するまでに孔口より砂や不純物が侵入しないよう布で覆いました。安全面では、親綱(命綱)が既設法面の法肩などでこすれたりしないよう、接触が予想される部分にカバーを巻き付けました。

-地域目線での取り組みは。

現場事務所や仮設物の設置個所が民有地だったため、借地場所や道路周辺で草刈り、空き缶拾い等をして周辺の美化に努めました。近隣住民の方々からも感謝の言葉をもらい、取り組んで良かったと思います。

★プライベートでひとこと。

建設業に携わり43年目。休日になると、夫婦で県内のラーメン店に足を伸ばして食べに行っています。1962年生まれの61歳。

>>更に詳しい内容は会員ページの新聞検索にて!2024年2月29日掲載



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