鹿児島建設新聞

 2組のおやこ鷹

~父の背中追って 岩澤組~
2組のおやこ鷹

「皆さんの想像ほど、特別なことは何もない」。そう笑顔を見せるのは、岩澤組(岩澤隆志社長、姶良市)で技術者として活躍する横山親子と小原親子。幼いころに憧れた父の姿を目指し、現在は息子たちも同じ作業服に身を包み、それぞれの現場で奮闘している。

■横山親子

 見て学べが 我が家の方針

横山幸男さん(71歳)は、勤続45年の大ベテラン。現場一筋の人生を歩む背中を追って息子の敏幸さん(44歳)と章大さん(41歳)も同じ道を志した。

兄弟ともに加治木工業土木科を卒業。当時を「自然と人生のレールが決まっていた」と振り返り「親父からアドバイスをもらったことはない。〝見て学べ〟が横山家の方針」と楽しげに語る。

幸男さんが監理技術者、敏幸さんが現場代理人を務め、章大さんも作業員として現場に入った湧水町での災害復旧護岸工事は、3人の記憶に印象強く刻まれている。

親子がそろったのはこの一回きりだそうで「夜中までの作業が続き、本当に大変だった」と苦労を分かち合う。その年、幸男さんが定年を迎えたことも思い出深い理由だ。

■小原親子

 将来の会社 背負う技術者に

そして、もう一組。長身で日焼けした肌の小原親子は現在、父の幸則さん(62歳)と息子の怜さん(30歳)が白浜地区の道路拡幅工事でともに汗を流している。

もともと建設業に従事していた怜さんは、父の誘いもあって3年程前に入社を決めた。幸則さんはその仕事ぶりを「まだまだ」と言いながらも「早く全部を任せられるようになってほしい。いつか会社を背負って立つ技術者に」と優しげな表情で見守る。

「親子でうちを選び、頑張ってくれていることが何よりも誇り」と語る岩澤社長。職場環境の改善や若手採用にも積極的に取り組んでおり、11月には怜さんの息子(高校2年)がインターンシップにやって来るという。幸則さんは孫の訪問に「間が持たないかも」と心配しながらも、うれしそうな表情を浮かべる。

小原家3世代がそろう日はまもなくか。これには横山兄弟「うちの子供たちのレールも調整しないと」と張り合うのだった。

>>更に詳しい内容は会員ページの新聞検索にて!2019年10月12日掲載

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