鹿児島市議会 スタジアム候補地調査
2026年05月30日号(1面に掲載)
本体工事費は161億/5階建2万9055㎡/供用は36~38年か
鹿児島市議会産業観光企業委員会が29日あり、サッカー等スタジアム候補地調査結果が明らかになった。概算整備費と供用開始時期は、鹿児島サンロイヤルホテル敷地等が293億円で2038年ごろ、県立鴨池庭球場敷地等は215億円で36年ごろ。共通する本体工事費は161億円、暫定規模は5階建2万9055㎡で、設計に2年、建設に30カ月を見込むとした。
(7面に敷地概要、工事期間)
調査は建設技術研究所鹿児島事務所がまとめた。2候補地概算事業費の差額は78億円で、後者は前者の7割程度に費用を抑えられ、2年ほど早く供用する。共通する本体工事費は161億円、付帯工事費6~9億円、設計・監理費13億円と算出している。
同ホテル敷地等の敷地面積は4万4852㎡。概算整備費には土地取得費106億円、既存建物(ホテル以外)の解体費3億円を盛り込んだ。地権者との売買交渉が完了後、30年度に基本構想・基本計画、32~33年度に基本・実施設計、現ホテル解体、34~37年度に工事を進め、38年度に供用を開始する見通しを示した。
鴨池庭球場敷地等の敷地面積は3万4100㎡。概算整備費には庭球場整備費28億円、現庭球場解体費6億円を含む。27年度に基本構想・基本計画、28~31年度に16面の新庭球場を整備。30~31年度に基本・実施設計、32~35年度に工事、36年度に供用するイメージだ。
スタジアムの規模(暫定)は5階建2万9055㎡で、座席数は約1万5600席。フィールド長軸を南北軸とし、メインスタンド(西側)と両サイドスタンド(南北)は2層式、バックスタンド(東側)は桜島への眺望に配慮し、1層式として計画している。
今後は、6月議会での議論を経て、県や民間との協議に進む。時間軸を見据えた費用の分担割合がカギとなりそうだ。

会員ページ

