シールドトンネルの現場

2026年05月01日号(1面に掲載)
シールドトンネルの現場

本体は残り36m/田上側坑口部で擁壁 鹿児島東西・南北期成会

鹿児島東西・南北幹線道路建設促進期成会(会長・下鶴隆央鹿児島市長)は4月28日、鹿児島東西道路で進むシールドトンネルの建設現場を見学した。本掘進は24日に完了し残り36m。今後について九州地方整備局鹿児島国道事務所の瀬戸祐介所長は「田上側坑口部で擁壁やマシンを待ち受けるための反力架台を築造後、シールドマシンを到達(貫通)させるための掘進を開始する」と説明した。

 貫通後の工事のうち、非常駐車帯(山岳部)2カ所と非常口(山岳部)3カ所は薬液注入工法+曲線バイブルーフ工法、同(市街地部)2カ所は凍結工法で実施する。

 また、コンクリート舗装やその下にボックス型の非常用通路を設置。上面には換気設備(ジェットファン)、照明、防災、監視の各設備のほか、監視員通路を整備する。さらに進入路となる甲南ランプ等の工事もある。

 瀬戸所長は「期成会の後押しもあり、今年度も97億4000万円の予算配分があった。シラス土壌として難しい施工が続く」と説明。

 下鶴会長は「慢性的な渋滞緩和の大きな切り札となる道路。物流を支え、近くには市立病院もあり県民の命をつなぐ。今後も、官民一体となって予算獲得に向け必要性や効果を訴えていく」と語った。

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