経産省 GX戦略の有望地域
2026年04月25日号(12面に掲載)
薩摩川内、串木野を選定/データC建設後押し
経済産業省は24日、GX戦略地域制度の有望地域(1次審査通過地域)を発表した。データセンター集積型に本県をはじめ9地域、脱炭素電源活用型に薩摩川内市といちき串木野市など23地域を選定した。脱炭素電源活用型については、近く計画概要を公表したいとしている。また、有望地域の中から計画を精査し、夏ごろをめどにGX戦略地域として認定する。
データセンター集積型は、データセンター(DC)を中心に、電力・通信インフラの条件を踏まえ適切な立地形成を進める取り組みで、本県では、薩摩川内市で計画する国内最大級のDC建設がある。
一方、脱炭素電源活用型は、地域の脱炭素電源(再生可能エネルギー等)を核に、GX産業・供給構造を高度化するもので、サプライチェーン全体の脱炭素化を進める産業団地や地域計画が対象になる。これには、薩摩川内市といちき串木野市が選定された。
GX戦略地域制度は、2025年2月に閣議決定されたGX2040ビジョンで、目指すべきGX産業構造と、その実現に向けたGX産業立地政策の方向性を示し、その具体的な措置として、同8月に「GX戦略地域制度」を創設した。
戦略地域に認定されると、20兆円規模のGX経済移行債などによる支援、規制・制度改革(国家戦略特区とも連携)措置を受けられる。
【用語解説】GX(グリーントランスフォーメーション)戦略とは、化石燃料中心の産業構造をクリーンエネルギーへ転換し、脱炭素と経済成長(産業競争力強化)を同時に実現する取り組み。

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