鹿労働局 25年の県内労災発生状況
2026年04月21日号(2面に掲載)
建設業 1.3%減の312人/「墜落・転落」が4割弱
鹿児島労働局は、2025年の県内労働災害発生状況(確定値)をまとめた。建設業の死傷者数は312人で、前年比1.3%(4人)の減。3年連続で300人を上回った。死亡者数も2人減の4人。事故の型別では、墜落・転落が114人と最も多く、4割近くを占めた。
建設業に関する死傷者数(25年)の内訳は、土木工事業122人(前年比8人増)、建築工事業145人(同6人減)、その他45人(同6人減)。死亡者数は土木工事業3人、建築工事業1人だった。
事故の型別では、「墜落・転落」が114人(構成比36.5%)と最多。このほか、「転倒」40人(同12.8%)、「はさまれ・巻き込まれ」31人(同9.9%)、「切れ・こすれ」25人(同8%)、「交通事故(道路)」22人(同7・1%)-などが続いた。
年齢別でみると、60歳以上が107人(構成比34.3%)と突出。ほか、50~59歳43人(同13.8%)、40~49歳56人(同17.9%)、30~39歳43人(同13.8%)、20~29歳57人(同18.3%)、19歳以下6人(同1.9%)-となった。
同局では、今後も高年齢労働者の災害防止対策をはじめ、墜落・転落災害対策等を推進するとしている。
■県内全産業
死亡災害が過去最少
県内全産業の死傷者数は2235人で、前年比3.6%(78人)の増。一方、死亡者数は11人と前年から8人減り、過去最少になった。
産業別では、保健衛生業の417人(前年比53人増)が最多。これに製造業の413人(同21人増)が続き、建設業は3番目となった。

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