県議会 25年度3月補正予算が成立
2026年03月11日号(1面に掲載)
害虫対策施設で設計/ゼロ国に5.3億設定
県議会は10日、本会議を開き2025年度3月補正予算等を可決した。一般会計は113億4500万円を追加、累計は前年度と比べると4.1%(373億8700万円)増の9429億7100万円。不妊虫増殖施設の整備に向けた設計(3721万円)を委託する。ゼロ国債は5億3800万円を設定した。
特殊病害虫対策は、国の消費・安全対策交付金を活用し、セグロウリミバエ等に対する不妊虫を用いた防疫対策を構築するため、不妊虫増殖施設を整備。
現施設は大島支庁(奄美市)にあり、さつまいも等に甚大な被害をおよぼす重要害虫のアリモドキゾウムシ専用施設のため改修。近く設計を委託して工事費は26年度以降に計上する。
発注の平準化に向けたゼロ国債の内訳は、道路2億円(阿久根高尾野道路)、林道5200万円、農業農村整備2億8600万円。
繰り越し手続きは、9、12月補正に続き事業費や執行状況が確定する3月補正でも計上。追加分は全体で544億4703万円を次年度に繰り越す。このうち、災害復旧費は223億7759万円で、河川等災害復旧では433カ所を持ち越す。
主なものは、河川等災害復旧事業(現年災)で52億3806万円を追加、累計総額は174億1818万円となる。
また、道路改築(工事国債真幸トンネル)等の工事請負締結議案(前田建設工業・丸福建設・森山肇組・福地建設JV)も可決。場所は国道447号の県境部分(伊佐市大口青木)のトンネル(512m)を整備。27年10月に県境部分に到達し貫通を予定している。

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