新体育館CM方式導入
2026年03月04日号(1面に掲載)
建設費コントロール/3カ年で3.7億投入 県議会一般質問
県は、スポーツ・コンベンションセンター(新総合体育館)でコンストラクション・マネジメント(CM)方式を基本設計段階から導入する。2026年度当初予算に28年度までの債務負担行為9900万円含む計3億7200万円を計上。CM事業者と設計事業者らが環境や景観の配慮、コスト抑制策、使いやすさ等の検討に入り建設費をコントロールする。3日、県議会で効果などについて、平良行雄議員(共産党、鹿児島市・郡区)の一般質問に桑代毅彦観光・文化スポーツ部長が答弁した。
設計事業者の選定は公募型プロポーザル方式で実施。審査の結果、最優秀提案者に梓設計・SUEP・東条設計JVに決定。
今後、契約締結に向けた協議を行う。契約上限額は8億5977万7000円(税込み)を設定。業務内容は、本体と外構(多目的広場等)の基本・実施設計、試掘調査、測量調査、地質調査で期限は28年7月31日まで。
CM方式の効果について、国は建設費の抑制等のコストマネジメント強化や品質管理の徹底、発注体制の強化等が期待できると説明。
導入には、委託費の予算が生じるが、事例では委託費を相当程度上回る建設費の抑制が図られている。
設計・建設事業者からは「設計段階から建設費をコントロールすることが重要」。導入実績がある他自治体は「CM事業者に技術的な支援が得られたほか、設計事業者に対し建設費を抑制するための積極的な提案が行われた」と言葉が寄せられている。
桑代部長は「CM方式を活用しコスト面にも配慮しながら設計を進めたいと考えている」と締めくくった。

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