県、26年度予算案債務負担行為
2026年02月21日号(1面に掲載)
曽於特支校複数年度で/中種子でプール棟も
2026年第1回県議会定例会が20日に開会した。前年度当初比8%(679億9000万円)増の総額9207億4000万円となる一般会計当初予算案等を提案。複数年度で行う大型事業には、次年度以降に支出する限度額を債務負担行為で確保する。主な事業は、曽於地区に設置する特別支援学校や南薩地域振興局庁舎の再整備、中種子特別支援学校でのプール棟など大型建築物が目白押しとなっている。
特別支援学校の整備は、曽於地区(志布志市)が先行。建物規模は管理・校舎棟(W造2階)や特別教室棟・廊下棟(RC一部S造2階)、屋内運動場(RC一部W造平屋)、プール棟(同)、食堂棟(同)を新設(合計約5500㎡)。既存校舎を改修(約1200㎡)し、高等部の校舎棟(RC造2階)にする。
伊佐・湧水(伊佐市)は建物規模が約7000㎡。26年度に実施設計、27、28年度で整備し、29年度の開校を予定。
中種子では体育館(RC造2階建822㎡)が改築済み。次に食堂・プール棟を計画していたが見直し設計を委託。期限は約4カ月でその後、工事発注を予定する。
指宿の食堂棟は実施設計や地質調査を行い、本体の発注を想定。建物規模はRC造2階建916㎡。牧之原では仮設校舎を設置する。
鹿児島市にある中央児童相談所一時保護所の建物規模は、平屋建て1263・63㎡。定員20人をユニット化(男・女・幼児・個別)。26、27年度で建て替える。
地域振興局・支庁庁舎の建て替えは、南薩の建設場所が南九州市知覧町の県立保健看護学校跡地。建物規模は、庁舎の本館がRC造3階建約5250㎡、別館はW造平屋建て約1240㎡の計約6490㎡、付属棟はS造2階建約1050㎡を見込む。
今後、26、27年度で建設(26年度は既存施設を解体)、供用開始は28年度の初めごろを予定している。
佐大熊団地(奄美市)の建て替えの全体計画は現段階でRC造6階建約8000㎡(6棟・150戸)を想定。国の予算配分次第で発注規模を決める。
大口高校大規模改修は、管理棟(RC造3階建約4000㎡)が対象。このうち、1期(162・6㎡)を25、26年度で整備中。残りの部分の発注が見込まれる。
■土木関係
永瀬橋や東田橋発注
土木関係では、阿久根高尾野道路で東田橋(29・4m)上部工や川内加治木線の永瀬橋(104m)と後田富山線の新宮下橋(139・5m)で下部工を設定。
基幹河川改修は、万之瀬川の上ノ山橋架け替えや神之川で荒瀬井堰、総合流域防災では大里川の薩摩渡瀬橋と麦之浦川の岩元橋を整備する。
団体営土地改良施設維持管理は輝北ダムに小水力発電施設の更新、県営ため池等整備は大坪地区の起伏ゲートを設置する。

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