県、北薩トンネル技術検討委
2026年01月17日号(1面に掲載)
来年度早期に工事着手/原形復旧を基本に
県は16日、2024年7月に被災した北薩横断道路の北薩トンネル復旧に向け、第3回技術検討委員会を鹿児島市の県庁で開催した。25年11月末に水抜き導坑(160m)が完了したため、被災箇所の湧水がほぼ無くなった。これを受け、原形復旧(支保工と覆工)を基本に26年度の早期に工事着手する。
復旧への取り組み状況は、委員会での意見を踏まえ、被災箇所からの湧水量を減らし、今後の調査と復旧工事における安全性を確保するため、水抜きボーリン等を行った。これから、被災箇所外側に薬剤を投入して固める。
26年度契約する工事では、坑内に堆積している土砂などを撤去。現在、不可視となっている部分の状態、地下水位や湧水の状況を確認・検討しながら進めている。
木佐貫浄治土木部長は「やっと、復旧作業を安全に進める見通しが立った。地元からは早期復旧の要望もあり、委員会での意見をもらいながら、本体復旧および1日も早い交通開放へ取り組んでいきたい」と意気込みを述べた。

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