県議会文教観光委員会 サンロイヤルの移転計画
2025年12月12日号(1面に掲載)
来年度から基本・実施設計/供用開始は32年4月予定
県は11日、鹿児島国際観光(鹿児島サンロイヤルホテル)が取り組む、住吉町15番街区利活用事業の今後の流れについて県議会文教観光委員会に報告した。移転に向け2026年度から基本・実施設計に着手。29年8月から工事に入る計画だが、早まる場合は両者協議により定期借地権の期間を前倒しする。現時点の供用開始は32年4月を予定している。
基本協定は11月28日に締結。内容は、基本計画協定と予約契約の締結期限を27年12月、定期借地権の期間を29年8月から84年7月までと定めた。
基本計画は、評価委員会や県議会からの意見を踏まえ、提案内容がより優れた内容となるよう、事業コンセプトや事業内容・施設計画、収支計画などについて、県と事業予定者との間で協議。
施設概要は、9階建てで客室281室、バンケットホールは1600㎡、来館者用の駐車場は最大233台確保し、展望デッキや足湯、海の屋台村等も設置する。また、地元企業参画の建設スキームを構築する。

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