永吉1丁目(鹿児島市)公舎を売却
2025年12月10日号(16面に掲載)
最低価格8.8億 入札は来月29日/敷地面積6146㎡ 県
鹿児島市永吉1丁目の永吉公舎が売却されることが分かった。所有する県は、一般競争入札への民間事業者等の参加を募る。全5棟の共同住宅が並ぶ敷地の面積は6146㎡で、西原商会アリーナ(鹿児島アリーナ)から徒歩2分と好立地、今年度の県有財産売却の中でも大型案件として注目を集める。入札参加申し込みは、1月14日午後3時まで(郵送は13日必着)。入札は同29日午前10時に行う。最低売却価格は8億8260万円。
所在地は、永吉1丁目22-1=写真=。県職員の住宅として2024年3月まで利用された共同住宅は全5棟で建物規模はRC造4階建(1344.92㎡、731.72㎡、758.64㎡、920.6㎡、727.95㎡)の計4483.83㎡と隣接するポンプ室で構成。1967年の建築から60年近くが経過する。
用途地域は市街化区域、第二種中高層住居専用地域で、建ぺい率は60%、容積率200%。全て現況渡しで、解体費用または使用する場合の修繕費などは、購入者の負担となる。現地説明会は1月6日午前10時から(要事前申し込み)実施。
県は5日、ホームページで詳細を発表。このほか、薩摩川内市の川内高校教職員住宅も売却する予定だ。
永吉公舎についての問い合わせは、財政課財産活用対策室(℡099・286・2169)まで。

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