本港区エリア民活導入
2025年12月03日号(1面に掲載)
公募範囲の拡大意向
鹿児島本港区エリアの民間活力導入に向けた取り組みも池畑議員が質問。木佐貫浄治土木部長(兼)本港区まちづくり総括監は「サウンディング調査の結果を踏まえ、公募対象範囲として4号上屋等に加え、事業性を確保するため旅客ターミナルや駐車場、桜島フェリーターミナル周辺エリアの駐車場や緑地等も含めることを検討している」と対象範囲拡大の意向があることを明らかにした。
また、ウオーターフロントパークエリアは、カフェ等の活用提案があった一方、新体育館の設計プラン等に影響を受けるため、現時点での利活用検討が難しいという意見もある。
今後について、木佐貫部長は「北ふ頭エリアなど隣接するエリアの具体化に向けた取り組み状況を踏まえながら、公募時期も含めた今後の進め方を検討する」と答弁。
また、トライアル・サウンディングを実施しているしおかぜ通りでは、コンテナハウス3棟設置でカフェ等がオープン。今後、音楽イベントなども開催予定で、県では収益状況等の報告書を通じて集客性や採算性を確認する。

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