サンロイヤルホテル移転計画
2025年08月26日号(2面に掲載)
住吉町に9階281室/地元参画の建設スキーム構築
鹿児島サンロイヤルホテルの移転を目指す鹿児島国際観光は24日、県が進める住吉町15番街区利活用事業の公開プレゼンテーションに応募し、鹿児島市のホテルウェルビューかごしまで説明を行った。施設概要は、9階建て客室を281室、バンケットホールは1600㎡、来館者用の駐車場は最大233台確保し、展望デッキや足湯も設置する。また、地元企業参画の建設スキームを構築することも明らかにした。
平面計画を見ると、1階は100㎡前後の宴会場兼会議室を3室設け、MICEでの分科会等に対応。可動間仕切りを移動することでイベントホールとして利用できる。また、キッズスペース・託児室を設ける。
2階の大宴会場(バンケットホール)は、最大2000人規模(1600㎡)の学会や式典などに対応。可動間仕切りにより中宴会場(400㎡)や小宴会場(150㎡)へ柔軟に転換する。
3階は桜島と錦江湾の眺望が可能な大浴場、レストラン・バーのほか、フィットネスルーム、コインランドリー、会議室・宴会場等を配置。
4階から9階が客室で、スイート(約95㎡)3室、滞在型(同)3室、ツインA(約30㎡)186室(ユニバーサルルーム12室含む)、同B(約44㎡)30室、同C(約60㎡)19室、ダブル(約30㎡)40室の7タイプ、計281室となる。
駐車場の2階には、飲食テナント群を整備し、海鮮を中心に、とんかつ、うなぎなど地元店舗を誘致。簡易ステージを設置し、イベントを催すことができる。
駐車場はA(来館者用)179台、B(従業員用・来館者用)57台、C(従業員用)61台、大型バス7台、搬入用4台、タクシープール10台程度を設ける。
地元企業参画の建設スキームは、設計・施工段階から県内企業の技術と人材を活用し、調達や物流も含めて地元経済へ資金が循環する仕組みを構築する。
鹿児島国際観光の担当者は「新たなにぎわい創出の一翼を担う施設として、関係者の協力を得ながら地域と共に栄え、愛される施設を目指したい」と意気込みを述べた。