県立病院経営改善支援

医療開発研究所と契約／２１日に在り方検討委

県立病院局は、近年極めて厳しい経営状況を受け５病院の経営改善の方策や果たすべき役割など、その在り方を検討する。支援業務を公募型プロポーザルで行った結果、医療開発研究所と契約。第１回在り方検討委員会を21日午後２時から、鹿児島市のホテルウェルビューかごしまで開催する。

　業務の目的は、鹿屋医療センターや大島病院、薩南病院、北薩病院、姶良病院の今後の在り方を検討するため、必要な調査・分析の実施および経営改善策等の検討・提案のほか、検討委員会の運営支援を行う。

　具体的には、医療需要等調査や経営分析、短期的な経営改善策の提案、経営形態（地方独立行政法人、指定管理者、民間譲渡外）を変更した場合のメリット、デメリットの整理。

　また、医療需要等調査結果、経営分析結果を踏まえ、担うべき役割や診療機能、適正規模等の在り方を検討する。