建協鹿児島支部が初試行

2025年07月31日号(2面に掲載)
建協鹿児島支部が初試行

パトで表彰制度/工夫を共有 現場の励み

県建設業協会鹿児島支部(谷口明広支部長)は安全衛生活動の推進で、現場管理の状況把握等を目的としたパトロールを通じ、試行的に表彰制度を実施した。現場代理人等の励みにするほか、創意工夫のある取り組みを広く共有していく考え。

 鹿児島市内の3現場巡視で24日、初めて評価を実施した。「熱中症対策で街なかの現場ながら木陰の活用やマンションの一室を確保」等を評価。吉丸貴明委員長をはじめ労務委員の全会一致で、久保忠建設施工中の清滝川水路支線改築現場の表彰を決めた。

 労務担当の福田国治副支部長(国治建設)は「工事金額によるバイアスを排除し、取り入れたい工夫を評価・共有し安全対策の向上につなげたい」と話した。表彰の狙いは他支部からも注目されそうだ。

 29日、同支部専務理事の吉田幸一事務局長が現場に、塩アメ等を持参し額装した表彰状を届けた。吉田局長によると、「熱中症の重篤化対策が義務化されたことが契機。来夏も実施予定だが年末や2月等は、判断基準が異なり検討の余地があり未定」としている。

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