スケボーパークリニューアル
2025年07月23日号(12面に掲載)
着工は来月 10月オープンへ/将来は公式大会も 博友グループ
県内でボートレースチケットショップを運営する博友グループ(田中順一代表)の金峰(同社長)は、南さつま市金峰町のスケートボードパーク「HAKUYU AIR PARK P×3(HAP)」のリニューアルを計画している。8月に着工し、10月19日にリニューアルイベントを予定している。総工費は2500万円。将来的には日本スケートボード協会公式大会の開催や夢を持ち挑戦する若者を後押しする場所となることを目指していく。
場所は、南さつま市金峰町大坂12721番地、ボートレースチケットショップ金峰隣接地。同施設は、東京2020オリンピックでスケートボード競技場を手掛けたマサケン(東京都)の設計・施工で23年7月にオープン。今回のリニューアルも同社が担当する。
計画では、日本スケートボード協会が主催する公式大会の開催にも対応できるよう、レール付きバンクやクォーターアールなどセクションの増設、ナイター照明を増やすほか、初心者から上級者まで幅広く対応できるパークへと進化させるため、これまで約300㎡だった滑走エリアを約600㎡に拡大する。
同グループでは、「地域と共に未来を創造する」を理念に、次世代を担う子供たちの育成と地域づくりを目指した活動にも力を入れる。田中代表は「南さつまの地から世界に羽ばたくスケーターが育ってほしい。今後も地域コミュニティーの活性化につながるプロジェクトに取り組む」と話した。
なお、同プロジェクトの支援をクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で実施。パークの拡張・安全設備の導入に使用する。募集期間は30日まで。