曽於市 末吉小校舎等の改築

2025年07月15日号(2面に掲載)
曽於市 末吉小校舎等の改築

今月にも建築本体を公告/電気、機械を分離発注

曽於市は、末吉小学校の校舎等改築に向け3件の入札要領を今月にも公告する見通しだ。新校舎の床面積は2階建6000㎡程度(RC造とW造)。建築本体、電気設備、機械設備で発注し、10月ごろの着工を目指す。2027年度にかけて工事を行い、併せて既存校舎の解体も計画する。

 建設場所は末吉町上町7丁目1-1(敷地3万1360㎡)。新校舎の床面積は6000㎡程度とし、現在のグラウンド部分に建て替える。

 基本・実施設計は、公募型プロポーザルでマル・アーキテクチャ東京事務所(協力・Dai建築DESIGN)に委託し、6月中に業務を終えている。

 校舎建設に伴って整備する仮設グラウンドは、仮設防球ネットや150mトラックを配置。このほど関係の入札を執行し、有川組が12月までにかけて工事を進める。最終的に整備する新たなグラウンドには、200mトラックやナイター照明設備、遊具等を設ける考えだ。

 新校舎の建築本体の発注後、8月中に仮契約を締結し、9月議会での本契約を目指す。なお、同校の敷地内には児童クラブ(W造平屋建て、4教室)の改築も予定しており、26年度の着工を見込んでいる。

 市は25年度、基本計画で示していた概算事業費(約31億円)を10億円ほど引き上げた。当初予算では28年度までの4カ年にわたる継続費41億3292万円を計上しており、年割額は25年度の7億7193万円を皮切りに、26年度17億46万円、27年度14億8830万円、28年度1億7221万円-としている。

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