伊佐市、子育て支援C等建設
2025年06月12日号(2面に掲載)
9月頃の発注目指す/指名競争入札を想定
伊佐市は、子育て支援センターと子ども第3の居場所の建設を計画し、9月ごろに工事発注をする考えだ。指名競争入札での業者選定を想定しており、2026年2~3月ごろの完成を目指す。当初予算に8億2560万円の関係事業費(解体を含む)を計上した。
新たな施設は、旧大口南中学校跡地(大口下殿)の高低差20mの上段部に整備する。対象区域は1万2124㎡。体育館(RC・一部S造2階建1000㎡)と武道館(S造平屋建て305㎡)、25mプール(構造面積1131㎡)などの解体後、新築する。
解体と新築工事の基本・実施設計は下舞設計に委託、6月中をめどに詳細をまとめる予定。新施設の建物規模は、子育て支援センターがW造平屋建て623.84㎡、子ども第3の居場所が同141.07㎡を計画する。
解体は、このほど入札を執行して林建設が1工区、富士建設が2工区、藤井建設が3工区を担当。それぞれ9月上旬までの完成を目指す。
本体工事の仮契約後、市議会の承認を経て本契約を締結する見通し。完成時期は、子ども第3の居場所が26年2月下旬、子育て支援センターが同3月下旬を見込む。
同跡地では、県が特別支援学校を整備する。校舎新築の延べ面積は約7000㎡。構造や階数は基本設計の中で検討。26年度は実施設計、27、28年度で建設する。