志布志市 有明野球場改修

2025年05月28日号(2面に掲載)
志布志市 有明野球場改修

来年度にも工事入札/全体的な整備を構想

志布志市は、老朽化に伴い有明野球場を改修したい考えだ。全体的な整備を構想する中、メインはバックスクリーンの整備(新設または改修)や電光掲示板のスコアボードの新設など。現在、実施設計を進めており、順調にいけば2026年度の工事発注を計画している。

 有明総合体育館の近隣にあり、所在地は野井倉1787(敷地面積2万2445㎡)。球場は両翼93m、中堅120mを有し、地域児童をはじめ毎年冬期(1~2月ごろ)には合宿地として利用されている。1993年の整備以降、維持修繕を繰り返しているが、各所で老朽化が進んでいる。

 今回の整備は、地元のクラブや合宿の利用者らの要望を踏まえて事業化。表土の入替えや芝生の張替え、トイレ棟の改修もメインとするほか、防球ネットの増設やダッグアウトの解体撤去・新設、内野バックネットの張替え、スタンド屋根の改修、ブルペン改修と屋根の改築などを考えている。

 このほど実施設計の入札を行い、下舞設計に業務委託。10月末をめどに詳細をまとめる見通しだ。その内容を踏まえて整備対象や方向性を具体的に決めていくとし、工期等は未定。現時点で工事発注や着工は、2026年度を予定している。

 市の担当者は「地元の子供達が目を輝かせるような施設整備をしていきたい」と言葉を寄せている。

Kiss Web会員になるとすべての内容を閲覧できます。
まずは1週間の無料体験にお申し込みください。
会員の方はよりログインしてご覧ください。

無料体験申し込み
Kiss Webとは?