県出先機関 新任建設部長 ~就任にあたって~

2026年05月02日号(5面に掲載)
県出先機関 新任建設部長 ~就任にあたって~

大島支庁 森元幸友(ゆきとも)さん /「稼ぐ力」を下支え

離島勤務は2回目。27年ぶりの奄美大島勤務に「当時は国道58号のバイパス建設などに携わったが、その後、多くのトンネルが開通し、道路事情が格段に向上していることに驚いた」と感慨をにじませる。現在は「おがみ山バイパス」の整備に注力しており、「早期供用に向け、全力で取り組みたい」と気を引き締める。

 奄美群島では、道路に加え港湾や空港も重要な生活インフラ。耐震強化岸壁や滑走路端安全区域(RESA)などの整備が進められており、「過去の災害経験を踏まえ、地元建設業界と連携した防災・減災、国土強靭化が不可欠」と語る。

 奄美の世界自然遺産登録から5年を迎えるのを前に、観光客増加に対応するため、各分野の「稼ぐ力」を支える基盤づくりを強調する。

 前回の勤務時には、龍郷町の「かがんばなトンネル」整備を担当した。「当時は日本一短いNATM工法のトンネルだったが、現在は『龍の目』が見える観光名所となっている。自ら携わった施設が地域に貢献していることは、技術者としてこの上ない喜び」と笑顔を見せた。

 地域とのコミュニケーションを大切に、魅力ある郷土づくりに力を尽くす新部長だ。

 薩摩川内市(旧東郷町)出身。熊本大学工学部環境建設工学科卒、1991年に入庁。公共事業調整監、本庁道路建設課長、南薩地域振興局建設部長を経て、現職。趣味はソフトバレーボール、ゴルフなどスポーツ全般。姶良市に妻と娘がおり、単身奄美に赴いた。57歳。
(川内博文・大島支局長)

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