春の褒章~受章の喜びを語る~
2026年04月28日号(7面に掲載)
黄綬褒章 鎌田 敬氏 鎌田行政書士事務所長/今後も人のために働く
行政書士として歩んだ46年。建設業の許可申請や外国人の手続き代行をメインとした仕事で、人の役に立てるよう尽力。今回の受章は「妻をはじめ、周りの人たちのおかげ」と感謝を述べる。
奄美出身の両親が飲食店を営む関係で、沖縄で生まれ育つ。両親が周囲の支援で開店できたことやビザに関する権威者である恩師の元での経験が、「今につながっている」と振り返る。
30歳で現事務所を開業。当時は県内に住む外国人が少なかったことから、地域経済を支える建設業のサポートを生業にすることに。県庁に通って過去の資料を閲覧したり、お客さんにアドバイスをもらったりして知識を身に付けた。
県行政書士会長を10年ほど務め、国籍を問わない無料相談会やDV等で保護された外国籍の女性をサポートするため、国内外を行き来するなど多岐にわたる活動を実施。現在は、県日中友好協会の会長として、留学生の育成にも取り組む。
建設業界における外国人労働力について「ビザが出る職種は制限されており、制度はあるけれど能力的に資格を取れない人も多い。資格取得のための環境づくりが必要」と話した。
3人の子どもは独立し開所以来、公私を支える洋子夫人と2人暮らし。趣味は、ルアー釣りで、月に1回は船に乗ることも。鹿児島市在住の73歳。
(牧野紗江・報道部記者)

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