春の褒章~受賞の喜びを語る~
2026年04月28日号(7面に掲載)
黄綬褒章 坪内 己喜男氏(南日本技術コンサルタンツ会長)/社会基盤支える
「先輩方も受けている褒章で大変光栄なこと」-。
インフラ事業、測量設計に関心があったことから南日本技術コンサルタンツに入社。現場で修行を積みながら、道路線形設計などを務めてきた。国道328号の路線計画では、自身の提案内容が採用され、喜びもひとしおだった。幅員約5.5mの未舗装道路が、出水市への重要路線となり「つい子供たちに自慢しちゃってさ」とおちゃめに笑う。
同社の代表取締役に就任後、業界の中堅として県内の社会資本整備に尽力。人材不足が指摘され始めてからは、普通科出身の学生、女性や外国人材など多岐にわたる採用に力を注ぎ、県内外問わず技術研修会等への参加を促すなど後進の育成に努めた。
県測量設計業協会では、2012年から現在に至るまで総務委員長として従事。公益社団法人への移行で、大きな役割を果たした。20年~23年は県建設コンサルタンツ協会長も務め、自治体を対象にした研修会等の講師派遣協力など、技術の向上を支える。
災害歩掛の改定にも触れ「頻発化・激甚化が見込まれる今後はさらに重要になる」とし、協会員のために働きかけを続けていく。
趣味のゴルフでは和子夫人とコースを回ることも。24年12月に、霧島ゴルフクラブで初のホールインワンを決めた。4月に生まれた孫と会える日を心待つ。1953年生まれ、鹿児島市在住の73歳。
(小川春菜・報道部記者)

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