輝け若人
2025年10月24日号(5面に掲載)
鹿屋高等技術専門校 電気設備科2年 高吉祥(あきら)さん/「分岐点と将来」
私が鹿屋高等技術専門校へ入校したきっかけは、高校卒業後に働いていたアルバイト先の先輩から資格取得や正規の就職を勧められたことです。先輩が電気工事士の資格を取っていたことから興味を持ち、母校に協力してもらって本校を知りました。電気工事が社会インフラとして生活の基盤を支える仕事であることを知り、縁の下の力持ちとして誰かの役に立てることに魅力を感じ、入校したいという意思が強くなりました。
入校してからは、資格取得の勉強や制作課題などクラスメイトと一緒になって取り組み、電気工事の知識や技術とともに、施工上の注意点や危険に対する心構えなどを学んでいます。最近はグループで一つの課題に取り組むことが多く、協力してやり遂げて達成感を得たとき、先輩から勧められて電気関係を目指したことは私の人生にとって大きな分岐点だったと思いました。
就職先も決まり、地元を離れることになりますが、バリバリ働いてキャリアを積み、会社の先輩や後輩、お客さんや取引先など誰からも頼りにされる技術者になりたいです。そして、いずれは地元に戻って頼りになる電気屋さんになるというのが、現在の私の夢です。学校で身に付けた知識や技術を糧に、就職先でも一歩一歩着実に、堅実な仕事をしていきたいです。

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