輝け若人
2025年06月06日号(6面に掲載)
鹿児島実業高校 総合学科環境土木系列 3年 盛山 勝一朗さん/父のように
私は将来、建設関係の仕事をしたいと思っています。きっかけは、父が建設業の仕事をしており、小さい頃から見てきたことです。働く父の姿はとてもかっこよく、私も父のように人々の生活を支える仕事に就きたいと考え、鹿児島実業高校で環境土木について学ぶと決めました。
授業を受ける前までは、土木といえば身体を動かすだけだと思っていました。けれども、実はそれ以外にも重機の種類や特徴、測量機器の使い方など多くの知識が必要だということに気付かされました。学ぶは多いですがその分だけ、土木の面白さや奥深さをたくさん知れてうれしいです。
日々の学習では、仲間と協力しながら作業をしたり、分からないことを教えあったりすることも多くあり、いい雰囲気で学べています。仕事をする上では、他人と協力することがとても大切だと思うのでこれからも仲間を大事にしながら頑張ろうと思います。
今、日本では建設関係の仕事をする人が減っていると耳にします。しかし、道路や橋を建設したり、災害から人々の生活を守るとても大切な仕事です。大変かもしれませんが、やりがいもあって一つのものを作り終えた際の達成感も大きい魅力がたくさんある職種だと思います。私は父のように建設業の会社を経営したいと考えています。これからも多くのことを学び、この仕事を通して社会に貢献していけるように頑張っていきます。