大村産業私募債　

３０００万円発行

鹿児島銀行（郡山明久頭取）はこのほど、大村産業（大村義一社長、指宿市）が発行する「かぎんＳＤＧｓ推進私募債」３０００万円を引き受けた。期間は３年で、長期運転資金に充てる。

　同社は１９８０年設立。今年法人設立45周年を迎える。一級技能士・基幹技能士を擁し、高い技術力で木造からコンクリートマンション、橋梁・プラント関係に至るまで建設現場に欠かせないとび工事を幅広く行う。３月には、地域の学生たちへより充実した教育環境提供のため、南指宿中学校に屋内運動場用時計を贈呈した。

　私募債は一定の基準を満たした優良企業が発行する社債。長期の資金調達が可能となり、社内外に対して財務内容の健全性をアピールできるといったメリットがある。