かお…人
2025年04月25日号(4面に掲載)
大隅河川国道事務所長に就任した 平田 遼さん/地域の課題解決を
初九州勤務。「地域の方や職員の話をよく聞き、頼られる存在となれるよう努力したい。職員が大隅河川国道での仕事は楽しかったと思えるような職場を目指す」と語る。
風水害や火山噴火など大隅半島が直面する自然災害のリスクを踏まえ、事前防災対策の備えを着実に進めることが重要。さまざまな事業を担当している特徴を生かし、「分野横断的に地域の課題解決に取り組む。県、市町と連携し、大隅半島の魅力ある地域づくり、安全安心な地域づくり、活力ある地域づくりに貢献していきたい」と意気込む。
また、地域の守り手である建設業が安心して事業を営んでいくことができる環境を整えていくことも重要なミッションと認識している。
趣味は、ジョギングやスキー。腸脛靭帯炎と上手に付き合いながら色々な所を走り、地域を肌で感じたいと考えている。「釣り好きの長男と大隅半島で釣りをするのも楽しみ」と笑顔を見せた。
神奈川県平塚市出身。東京農工大学農学部を卒業後、2007年4月に入省。中国地方整備局岡山河川事務所を皮切りに、内閣府政策統括官(防災担当)付参事官付参事官補佐、広島県土木建築局砂防課長等を経て現職。神奈川県に妻と2人の子供を残し、単身赴任。家族の大隅訪問を心待ちにしている。40歳。
(水迫伸哉・鹿屋支局長)