不法投棄合同パト
2026年11月02日更新官民連携で啓発を
鹿児島市の鹿児島港本港区北埠頭で2日、不法投棄防止合同パトロールの出発式が開催された。県が定める11月の不法投棄防止強化月間の一環として、県産業資源循環協会(永田雄一会長)や県警察本部等で構成する隊員のほか、協力する県建設業協会(藤田護会長)なども出席。官民の連携を密に、環境保全や啓発活動に尽力する。
県環境林務部の向井一幸部長が「豊かな環境を次代に引き継げるよう、日ごろから早期発見・事前防止に努めたい。県民にも情報提供など呼び掛けていけたら」と挨拶。永田会長(永田重機土木)は「重大化・深刻化を防ぐためにも、不適正な保管や処理を見逃さない取り組みを」と力を込めた。
式典では「1日産廃Gメン」に任命された鹿児島市立鹿児島玉龍中学校2年の内場結梨(ゆうり)さんと大崎町立持留小学校5年の吉留花香(はなか)さんが出発を宣言。出席者は、巡視艇や県内各地を見回るパトロール車両の発進を見送った。
■産資循環協鹿支部も巡回
個人にも呼掛けて
県産業資源循環協会鹿児島支部(永田雄一支部長)や鹿児島市職員が同市吉野町の寺山自然遊歩道を巡回し、実態を調査した。
遊歩道脇の急傾斜地に、テレビの基板やソファなど家庭ごみが散乱している様子を確認。同市職員は「コロナ禍の巣ごもりから、引っ越しごみが増えたように思う」と話し、下田勝副支部長(大日産業)も「産業廃棄物より、個人の不法投棄が目立つ。捨てられにくい環境づくりや事前防止の呼び掛けを徹底していかなければ」と述べた。
その後、同支部会員は反省会を実施。今後の対策方法について協議を重ねた。

会員ページ

