児童が現場見学
2026年10月20日更新港湾の役割学ぶ/西之表港湾事務所・村上建設
九州地方整備局西之表港湾事務所は16日、奄美市の名瀬港で現場見学会「潜入!名瀬港のおしごと現場」を開いた。同市の知根小学校の全児童14人を招待。児童らは港湾工事の見学や、作業船内でのクレーン操作を通じて現場の雰囲気を体験した。
見学会は、港湾整備の意義や役割を周知する目的で企画された。現在施工中の「8年度名瀬港(本港地区)岸壁(マイナス7・5m)(改良)撤去工事外1件」の現場で行われ、施工を請け負う村上建設(村上誠社長、奄美市)が共催した。
L220mの岸壁改良では、消波ブロックの沈設作業を公開。陸上のクレーンでブロックを海中に落とし込む手順を見学し、マイクを通じて海中の潜水士と交信。児童からは「怖くないですか」「魚はいますか」などの質問が飛んだ。
同社所有の起重機船「立神3号」の船内見学も実施した。児童らはブリッジに並ぶ計器類を見学したほか、400t吊りクレーンの操縦席で実際に操縦かんを握るなどして関心を深めていた。
同事務所総務課の兵藤友哉さんは、児童らを前に「豊かで住みやすい社会をつくるため、人々の暮らしを支える仕事を理解してもらえたらうれしい」と呼び掛けた。6年の福山仁嘉さんは「工事で使うクレーンが大きくて驚いた。操縦席にも入れて、いい経験ができた」と笑顔を見せた。

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