鹿児島市 25年度入札くじ件数
2026年10月09日更新
発生率が約5割/5年連続で半数近く
鹿児島市が発注した2025年度建設工事で、総件数816件のうち過半数近くとなる404件が「電子くじ」による落札だったことが分かった。その発生率は49・5%。21~24年度は、順に48・9%、52・3%、52・5%、49・5%となっており、本年度も入れると5割前後の数字が5年続いている状況だ。
主要工種の発生率は、電気が最も減少し、24年度から34・6ポイント減の18・9%(37件中7件)を記録。次に建築の減少率(7・7ポイント)が大きく、22・5%(40件中9件)となった。一方で、舗装(62件中50件)や管(51件中16件)は上がり、それぞれ80・6%(11・8ポイント増)、31・4%(4・6ポイント増)で推移した。
工事件数が最も多い土木は微減。349件中140件が抽選となり、発生率は40・1%。前年度比で1・4ポイント減った。一方、造園のくじ入札の割合は増加。17件中16件が抽選となり、6・6ポイント増で推移した。
20~24年度の入札総件数を振り返ると、20年度が1176件、21年度が842件、22年度が1046件、23年度が984件、24年度が810件。総件数はわずかに浮上したものの、建設資材の高騰など影響から予断を許さない状況だ。
過度な価格競争防止や公平性の保持など、くじ入札が持つ役割を理解しつつも、経営を左右する結果が運任せとなっていることに不安や疑念を抱く事業者は少なくない。積算能力の向上が発生率と比例することももどかしい。案件の減少が懸念される中、工事がいきわたる得策はないのだろうか。

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