霧島烏帽子岳バイナリー発電所
2026年10月09日更新
近く、基礎工に着手/施工は渡辺・川原JVなど 九電みらいエナジー
九州電力の完全子会社である九電みらいエナジー(三根浩二社長)の「霧島烏帽子岳バイナリー発電所」は、近く基礎工に着手する。9日、霧島市の現地で起工式があり、工事の安全と円滑な遂行を祈願した。
建設地は霧島山麓烏帽子岳の東斜面で、周辺を含め国有保安林内に位置する。敷地面積は2万2000㎡で、施設の設置面積は約5000㎡。発電機出力は4990kW、年間送電電力量約は3200万kWh(約1万600世帯の年間消費電力量に相当)となる。渡辺組・川原建設JV、富士電機、クラフティア、西日本プラント工業が施工を担当する。
式では、九電みらいエナジーの三根社長が鎌入れ、中重真一霧島市長が鍬入れ、施工業者から代表者4人が鋤取りの儀を行い、各関係者が玉ぐしを捧げ、工事の無事を祈願した。
三根社長は「同市の地熱資源を生かした本事業が、地域のさらなる価値を創造できるものになれば。施工を担う皆さまには、安全を第一に業務を遂行してほしい」と述べ、中重同市長は「発電所が地域の新たな魅力創出につながり、貢献を担う存在となることを願う」と話した。
現在、基礎工に向け造成を進行中。2028年度内の運転開始を見据える。

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