ネパール洪水に救援金
2026年09月25日更新国境を超え支援の輪/渡辺組とアミル(社員)さん
渡辺組(渡辺丈社長)で働くネパール出身のギミレ アミルさん(31歳)は24日、日本赤十字社の「2026年ネパール洪水救援金」窓口に136万8000円を寄付した。同社では同僚の母国の災害に対し、国境を越え支援の輪を広げた。
この日、アミルさんは鹿児島市の日本赤十字社県支部を訪ね、橋口秀仁事務局長に寄付目録を贈呈。アミルさんは「まずは怪我人のため。そして子どもたちに役立てられたら」と、被災地の復旧・復興へ思いを馳せた。
同社では、「同じ職場で働く仲間の母国のために、何かできないか」と同社グループ社員を対象に自発的募金活動が開始、36万8000円を集めた。会社も「一つのチーム」と、100万円のカンパがあったという。
アミルさんは14年7月7日に来日。日本語学校を経て16年4月第一工科大学に入学、20年3月に卒業し21年7月、同社に入社6年目。土木技術者として現場監督を担当している。「親友が流され、知り合いも9人が被災した」と現地の惨状を痛んだ。
災害はネパールと中国の国境付近を起点に8月26日、大規模な土石流・洪水が発生。9月1日時点で死者1050人、負傷者292人、行方不明者3916人の被災が確認(ネパール国家防災管理庁)されている。
橋口局長によると、9月3日から「救援金」募集を開始。寄付金は国際組織を通じて生活支援等救援活動に充当される。

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