太田電機工業所が阿久根市に寄付
2026年08月04日更新80周年の思い胸に
太田電機工業所(太田泰寛社長、阿久根市)は3日、創業80周年を記念した寄付金を同市に贈った。戦後復興の真っ只中で事業を手掛けた祖父への思いと地元への感謝の気持ちを込め、社歴に合わせて80万円を贈呈。節目の思いを形にした。
同社は1946年、太田社長の祖父にあたる故・太田正幸氏が創業。戦後間もない時代とあって、動力源として欠かせなかったモーター(電動機)の修理依頼に応え始めたのがきっかけだった。80年経った今では、電気や水道、空調衛生などの建築設備工事を幅広く手掛けるほか、福祉関係の事業も展開している。
同日、市役所で行われた贈呈式では、太田社長=写真右=が社歴を振り返りながら、「ここまでたどり着けたのは、創業者の熱意と地元の支えがあってこそ。その思いを形にし、次世代へと引き継いでいきたい」と述べ、目録を手渡した。
歴史の重みが詰まった寄付に、西平良将市長は「本当にありがたい。その礎に改めて敬意を表し、有効に活用したい」と言葉を寄せた。
寄付金は、市有施設等の整備や保全、福祉関係の費用として活用する予定。

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