被災地に建設業5724社
2026年08月03日更新
県企業は185社進出/帝国データバンクが調査
帝国データバンク(TDB)の調査によると、7月28日に発生した「令和8年熊本地震」で震度5強以上を観測した熊本県内25市区町村に、事業所を持つ企業は計2万2193社に上った。このうちの185社は鹿児島県から事業所を展開する企業であった。
全体を業種別で見ると建設業は5724社を数え、サービス業に次ぐ多さとなった。内訳では土木工事業が1013社、木造建築工事も704社となる。
県外からの進出も目立ち、25市区町村全体の17%にあたる3782社が県外に本社を置いていた。特にTSMC隣接の大津町・菊陽町・嘉島町では県外企業の比率が2割を超えており、半導体関連の工場進出に伴い建設需要も高まっていたとみられる。
被災地では水道・電気などインフラ復旧が遅れる地域もある。余震の継続で稼働停止を続ける工場も出ており、建設業への影響も懸念される。復旧・復興の長期化により、全国の取引先企業にも波及する可能性があり、支援体制の早期構築が急がれる。

会員ページ

